こんにちは、ゆきです。
森岡毅さんの
「苦しかったときの話をしようか」
という本のレビューをしようと思います。
読んでみて思ったのは
娘さんに対する愛情の深さと
人生で戦略って大事なんだな。
ということです。
本はこちら。
森岡さんは
関西一のテーマパークUSJの立て直しをされた
すごいマーケターです。
今では、
ハリーポッターの世界観を取り入れた
ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッターが
超有名になったり、
今のハロウィンブームの火付け役になった
ハロウィン・ホラー・ナイトを
仕掛けたり、
めちゃくちゃ大人気のUSJですが、
一時期は経営破綻の可能性もあるくらい、
人気が下がってました。
その立て直しをした1人が森岡さんで、
本当にすごい方です。
「苦しかったときの話をしようか」は
森岡さんが、就活を間近に控えて
進路に悩む娘さんに向けた言葉を
本にまとめたものです。
森岡さん自身、
最初は本にするつもりがなかった。
といってるくらい
本心、本音がたくさん盛り込まれていて
とても心あたたまりました。
一方で、厳しい社会を生きてきた経験から、
どうやってキャリアを積んでいくのか
という現実的な話もありました。
森岡さんのキャリアや
乗り越えてきた苦労のレベルが高すぎて、
参考にしづらいところもあるんじゃないかな。
と感じたんですが、とても勉強にはなりました。
動画でも感想撮ってみました。
今回は読んだ中で印象的だった部分を
2か所紹介していきますね。
我々は”クラゲ”のような人生を送ってはいないだろうか?世の中のうねりは、受動的に生きている大多数の人々をすぐに飲み込んでしまう。
この言葉にはハッとさせられました。
社会の波は荒くて、
なんとなくで生きている人は
思ってもないところに流されてしまう。
おかげで苦労したり、
気がついたらぜんぜん望まないカタチになっていることってあります。
例えば、突然リストラされるってこともあります。
つい最近は
超大手の自動車会社が500~600人の
希望退職者を募りました。
希望って言っても、
実際はクビにする人を探してるってことです。
大手になると簡単にリストラを言い渡すのが難しいから
まずは希望を募っているけど、
どんなに大きな会社でも、
いきなり業績が悪化してリストラに乗り出す実例だな。
と思います。
去年は
ある精密機械につかう物質を扱う会社が
大規模なリストラを行いました。
ちょうど、ホステスとしての私のお客様に
その会社の方がいて、
「リストラする部下を選ばなきゃいけない」
と言っていました。
そのときの辛そうな顔は
今でも忘れられません。
大事な部下の中から
会社をやめさせる人を選ぶって
辛いんだな、、、
と感じました。
もちろん辞めさせられる
本人はもっと大変です。
これからの生活をどうしていこうか、
将来どうなるのか一気に不安になります。
これからの時代は
ITとロボットの発展で、
だれでもできる仕事がなくなっていきます。
それこそ、
なんとなく仕事して、
クラゲのように流されて生きている人は
生活していこうにも働く場所がなくなってしまいます。
世界の大学ランキングで1位の
オックスフォード大学でも
仕事が半分近く消えるっていわれています。
わたしは、
どんなことがあってもいいように
個人で稼ぐ力をつけるべきだなって思います。
会社に依存せず収入を得られるようになったら、
リストラにおびえる必要がありません。
ビジネスで生活できるくらい稼いだら、
会社に勤め続けるのも、
退職して自由な生活送るのも、
選ぶことができます。
個人で稼いでいくなら、
自分がどんな生きかたをしたいのか、
どんな生活をしたいのか、
どんな仕事をしていきたいのか、
自然とみつめることになるので、
自分の軸も目指す方向性も明確になっていきます。
受動的じゃなくて
主体的に人生を生きられるようになります。
強い人間は、環境に合わせて自分を変えるか、自分に合わせて環境を変えるか、そのどちらかができる。
Comfort Zoneをでない限りその力が覚醒しない。100の自分に対して常に120や130の負荷をかける挑戦を意識して欲しいと思う。
もう一つ印象に残ったのがこの部分。
常に成長できる環境に身をおく、
ということです。
森岡さん自身、昔勤めていた会社で
アメリカで大変な思いをしたことがあります。
ビジネス英語が得意じゃないときに
アメリカでブランドマネージャーを任され、
嫌がらせは受けるし、
会議は早口すぎてついていくのがやっと。
大変な時期を乗り越えて
さらに成長されたそうです。
100の自分に対して120や130の負荷をかけるってことは、
苦しいけど、頑張れば乗り越えられる状況に
いなくてはいけません。
これは大変だし、勇気がいります。
でもやれば必ず成長するから、
改めて意識しようと思いました。
思えば、ブログを書いてるのも
負荷をかけてるなって思います。
私がブログ書き始めたころは
WordPressの設定に5日かかるくらい大変で、
1記事かくのに5~6時間かけて
その日はヘロヘロになって
もう何もできなくなる。
こんなポンコツ状態でした。
今となっては、1記事1時間で書くのも
難しくなくなりました。
書き続けてたら慣れたし、
文字打つのも速くなったし
スムーズに記事がつくれる方法もわかります。
上手く書けなくて辛いって
思うこともあったけど、
やってきたから成長した自分がいるんだと思います。
このブログを読んでるあなたにも、
やりたいことがあるなら
挑戦してみて欲しいなって思います。
できることだけやってると、
楽だけど成長はしません。
もし、ドラクエやってて
ずーーーーーーっとスライムばっかり倒してても
面白くないじゃないですか。
敵が強くなって大変だけど、
物語を進めれば新しい出会いもあって、
楽しい出来事もあって、
オルゴ・デミーラも攻略して笑
(わたしはドラクエ7、8が好きです)
先に進めようと挑戦するから
面白くなります。
人生も一緒だなって思います。
森岡さんのおかげで
自分をみつめなおすことができました。
よかったら読んでみてください。
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