こんにちは!ゆきです。
新たなことを学んだり、ビジネスを組んでいくには思考がとても大事です。思考力があると、同じものを見たり聞いたりしても
まったく違うとらえ方ができます。
こうやってアレンジしたら面白くなりそうとか、これとこれを組み合わせたらいい感じの化学反応起こしそうとか。アイディアがどんどんでてきます。
これってビジネスでも大事なことで、
一見常識を無視した自由な発想なんだけど、
稼げてしまう。
そんな魔法みたいなこともできてしまいます。
この思考力、何がいいって、
鍛えることができるんです。
私はいい成績をとるのが得意で、高校生のとき、偏差値86くらいとったこともあります。そのときの順位は全国40位/400,000ほど。
頭がいいといわれることが多かったけど
実際のところは、家でめちゃくちゃ思考力を鍛えられてました。
塾に通っていたわけでもない、
家庭教師もつけてもらったことがない、
なんなら保育園・幼稚園すら通ったことない。
英才教育とは無縁だった私が、思考力を鍛えることができたのは両親のおかげです。
やっぱり家庭環境が良かったんじゃないか。と言われてしまいそうですが、思考力が鍛えれた理由は、みなさんのイメージと大きく違います。
私が鍛えられたのは、父も、母も何しゃべってるのかわからなかったから。
父は5分で終わる話を1時間かけてはなし、
母は話しているうちに何をしゃべりたいのかわからなくなる人でした。
あくまで「私から見て」ですが。
倹約家で、堅実な父は話したい要点を伝えるために、
まずはバックグラウンドから話し始めて、周辺情報をたっぷり交えて、さっき話した話に戻りつつ、一通り話したら最初にもどってもう一度説明。
1から100まで丁寧に話すどころじゃありません。
-10から話がスタートするなんてザラです。
けっきょくひととおり聞いてみたら
え、、、その話、5分で終わるんじゃない?と思うことがよくありました。
父の口癖「まずね、」
という言葉が聞こえてくると
あぁ、ここから一時間、、、、、
はなしがはじまってしまった。とよく思いました。
これだけ長々と話すと、話しの要点にたどり着くには30~40分とかたってたりします。特におもしろいわけでもない話なんて5分も聞いてられません。
あとから何を話していたのか思い出そうとするのは至難のわざです。かといって覚えていないと、あとから突っつかれてしまうので
なんとか理解しようとしていました。
そこで幼いころの私は
最初の5分、10分で父が何を話したいのか把握をして、
あとはほとんど聞き流す。ということをやっていました。
初めの方だけ集中して、あとは無心で聞いていることでストレスをためないようにしてました。
あ、ちなみにさっさと話しを理解したからって
「今日の話ってこういうことでしょ?」ってこっちから話を要約してしまうと父はすねます。
ちょっと順番に話させて。
と言われて、そこからさらに1時間。
いいことないのでやりません。
一方で母は楽天的。難しいことはよくわからない。みたいな人でした。
話をするときには思いついたところから話していくから、
途中から何を話しているんだか
自分でもわからなくなることがちょこちょこありました。
あれ?何の話だっけ?
みたいな。
話しの順番をABCDで書いてみると、
A→B→C→Dで結論
みたいに話してくれればいいんですが
母の場合は
A→B‘→D→A’‘→Z→E で結論なんだっけ?
みたいになることがよくありました。
私も話聞いてて
ん?
とか、
え??
とか
なってました。
そんな中でも、家族だし
話が分からなくても困るので、どうにか解読して「それってこういうこと?」とかよくやってました。
そんなことで鍛えられるの?
と思われるかもしれませんが、
大学はいって親元を離れるまでの18年間、鍛えられたものは大きかったです。
文脈をとらえたり、話している人の意図を組むって
すごく大事なことで
だれもがみんな問われたことのある力です。
みなさん学生時代に
現代文の問題だったり、英文読解だったりで
著者の意図はなにか、と出題されたことはありませんか?これって思考力鍛えるのにいいです。
さっきまでこういうことを話していて、今の内容にはこんな風につながっているのかな。とか
この話をしているとき特に力が入っていたから、伝えたい内容ってこういうことなのかな、とか
常に頭を動かしながら話を聞いているだけも
思考力って鍛えられたりします。
さすがに親で鍛える、というのは難しいかもしれませんが
思考力を鍛える方法はたくさんあります。
どうやったら鍛えられるのか、
そこから考えてみましょう。
ではでは、ゆきでした。
P.S.
鍛えるとはべつの観点で、脳に余力を残してあげることで
思考力を十分につかうことができます。
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